新規オフィス開設時には、ビジネスフォン工事の下見は必須ですか?
ビジネスフォン工事前の下見は必ず実施しましょう。以下の点を確認しながら行うと良いでしょう。
- 主装置を置く場所に「電源」があるかを確認
- 設置する場所を確認し、工事前に整理するデスクや障害物を確認
- フロア間配線を行う場合には配線が詰まっていないか確認
下見の意味合いは、工事日にトラブルを起こさず、予定通りの納期と費用で工事を終了させることが目的です。その為の事前の問題点のあぶり出しの意味合いがあります。
先ず、ビジネスフォンの工事には必ず「専用電話機+主装置」が含まれます。電話機も電気機器であるので必ず電源が必要です。電源がないという事態になった場合には、工事自体が出来ません。大幅な工期遅れにつながります。
次に、工事にはオフィスの床やカーペット、壁などを這わせる配線工事を行います。この際に障害物になるものを確認し、工事前までに依頼者側で移動や整理をしておくと工事がスムーズに進みます。
最後に、多層階のビルでは、階層間での配線を通す必要があります。この際に、利用する配管に以前の配線部材が残っていて、新規の配線を通すことができない場合もあります。この場合には、古い配線を取り出す作業が加わり、この作業は大変時間がかかります。
滞りなく開設工事を進める為には下見を行うことがお薦めです。