ひかり回線は様々な業者が提供していますが、違いはありますか?
基本的に回線の内容に違いはありません。初回の申込み手続きや利用料金が若干変わる程度なので、どれを選んでも心配はありません。比較するとしたら、プラスオンされている特典を比べるのが良いと思います。
現在固定回線の7割以上はひかり回線が使われていますが、そのひかり回線にもいくつか種類があります。代表的なモノとして、フレッツ光、au光、CATV関係、その他の4つになります。
先ず、NTTが提供するフレッツ光は現在全体の約7割を占めています。しかし、最近はあまり個人向けの光回線を勧めていません。そのため以前行っていた新規申し込みキャンペーンのキャッシュバックも行っておらず、ランニングコスト面で不利な面があります。
au光のシェアは東西で差はありますが、光回線全体の割合は13%程度となっています。特徴は、スマートフォンやauの携帯を契約しているとそれぞれ携帯料金が値引きされるスマートバリューというシステムです。条件次第で圧倒的な安価で光回線を使用出来ます。
CATVの光回線は、ケーブルテレビ事業者が提供する光ケーブルテレビというサービスを契約すると利用出来る光回線です。特にNTTの光回線の行き渡っていない地方等に強い様です。但し、利用にはケーブルテレビの契約もしないと、ネットも利用できないということが多いです。
最後に、電力系の光回線は西日本でシェアを伸ばしています。電力系の光回線は独自に回線工事を行っているため、NTTのフレッツ光とはエリアが違います。そのため、フレッツはエリア外だけど電力の光は入っている場合もあります。NTTのフレッツをライバル視しているので価格面や信頼性等では引けを取らない場合が多いようです。
しかし、いずれの場合にも一長一短があるので、どれが良いとは一概には言えない状況です。